住宅ローン控除とは?
”入居から最長13年間、所得税+住民税の一部が戻って来る制度”
「住宅ローン控除(減税)※1」は、住宅ローンを借りて家を購入すると「年末の住宅ローン残高の0.7%」が最長13年間、所得税や住民税の一部(※2)から控除される制度です。
住宅ローン控除と聞くと、「税金がたくさん戻ってくる制度」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ですが、実際にはご自分が支払った所得税・住民税を超える金額が戻ってくることはありません。
この制度には適用を受けるために必要な要件のほかにも、入居した1年目の確定申告など必要な手続きがあります。
本コラムでは、これらを踏まえて、住宅ローン控除の基本について、ひとつひとつまとめて行きたいと思います。
※1)正式な名称は「住宅借入金等特別控除」。他に住宅ローン減税とも呼ばれています。
※2)住民税から控除される金額には上限があります。
point.4
線グラフ①~③が控除額の上限で、3つの線の一番低い額が戻って来る金額=控除額(棒グラフ部分)です。
まず、借入残高が多いほど「①借入残高の0.7%」は高くなりますが、これはローンの返済をしていくほど下がっていきます。
次に「②1年間の最大控除額」は、優良な性能の住宅であるほど借入限度額が高くなります。
そして「③所得税+住民税」は、年収によって増減します。
住宅ローン控除と聞くと、「税金がたくさん戻ってくる制度」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ですが、実際にはご自分が支払った所得税・住民税を超える金額が戻ってくることはありません。
この制度には適用を受けるために必要な要件のほかにも、入居した1年目の確定申告など必要な手続きがあります。
本コラムでは、これらを踏まえて、住宅ローン控除の基本について、ひとつひとつまとめて行きたいと思います。
※1)正式な名称は「住宅借入金等特別控除」。他に住宅ローン減税とも呼ばれています。
※2)住民税から控除される金額には上限があります。
point.4
控除額の変動のイメージ。
線グラフ①~③が控除額の上限で、3つの線の一番低い額が戻って来る金額=控除額(棒グラフ部分)です。
まず、借入残高が多いほど「①借入残高の0.7%」は高くなりますが、これはローンの返済をしていくほど下がっていきます。
次に「②1年間の最大控除額」は、優良な性能の住宅であるほど借入限度額が高くなります。
そして「③所得税+住民税」は、年収によって増減します。